葬儀は故人にとって人生最後のイベントです。
特に社葬は、故人を送り出すだけでなく企業にとっても、ひとつの時代が終わり、新たなる出発へと向かうための大切な儀式であります。
そのため、社葬に参加する会葬者にとっても、失礼にならないような参列のマナーを心掛けることが必須となります。
以下は、社葬に参列する際の代表的なマナーをご紹介します。
訃報を受け取ったら
電話で訃報を受けた場合、「いつ」「どこの」「だれが」亡くなられたのかを確認し、通夜・葬儀の日時と会場を確認します。弔電を打つ際に必要となりますので、喪主名・住所・電話番号などを聞いておきます。
故人と関係が深い場合は、訪問します。(この際は平服で構いません)
弔電のマナー
葬儀に参列できない場合は、弔電を打ちます。
弔電の宛先は喪主名とするのが一般的。弔電の届け先は原則として故人の自宅とします。
弔電の受付時間は午前8時から午後10時までとなっており、午前8時から午後7時までに打った弔電は当日中に配達されます。
電話で弔電を打つ場合は、ダイヤル115にかけます。
弔辞のマナー
先方から弔辞を依頼された場合、特別な理由がない限り引き受けるのが普通です。
奉読時間は、3〜4分、文字数で1000字程度が目安とされています。
弔辞文例(業界代表)
弔辞文例(葬儀委員長)
供花・供物のマナー
社葬では、供花(供物)を辞退しているケースがあります。その場合には、先方の意向に従わなければなりません。また、供花を送る際にも、相手側の意向を確認することが大切です。
弔問のマナー
通夜の弔問は平服でも構いませんが、できれば略礼服で参列します。
特別な場合を除き、周りの状況や時間を見計らって辞去します。
葬儀に参列できない場合は、その旨を伝えます。
通夜ぶるまいの席に案内された場合は、無暗に断るのではなく、一口でも箸をつけるようにします。
また、お悔やみの言葉は、あまり流暢にならないようにします。
宗教別弔問のマナー
仏式の場合
- 一礼して仏前へ進みます。
- 抹香を親指、人差し指、中指でつまみ、静かに香炉に入れます。
- 合掌して、一礼を行います。
- 焼香の回数に決まりはなく、地域によっても異なります。
神式の場合
- 玉串の根元を右手、枝先を左手で受け取ります。
- 一礼を行います。
- 右に回して根元を祭壇に向けます。
- 祭壇に玉串を置き、二礼二拍手一礼を行います。拍手は音を立てないように行います。
キリスト教式の場合
- 牧師・神父・ご遺族に一礼し、花の根元を左手、花を右手にして受け取り、祭壇に進みます。
- 献花台の前で遺影に一礼し、花を右に回して根元を霊前に向けます。
- 手を持ち替え、献花台に捧げます。
参列のマナー
葬儀に参列する際の服装は、通常は略礼服、やむを得ない場合は、地味な平服に黒ネクタイ、黒靴下、黒靴でも構いません。女性は黒のワンピースを着用し、真珠以外のアクセサリーは外します。式場では、コートなど防寒具を着用するのは避けます。仏式では、数珠は合掌する時の必携品なので、必ず用意するようにします。
受付では、香典を渡し、名刺を出すか会葬者芳名録へ記帳します。
葬儀後は、出棺がある場合はお見送りをします。